祝・北海道・北東北の縄文遺跡群 世界文化遺産登録
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2021年7月27日、北海道と青森県、岩手県、それに秋田県に点在する
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。
乃の風リゾート・洞爺湖畔亭近郊にも今回登録された歴史的縄文遺跡群がございます。
当館へご宿泊の際には是非観光に足を運んでみてはいかがでしょうか?

北海道南西部の洞爺湖町に所在し、
内浦湾を望む標高約10メートルの低地に立地します。
遺跡には貝塚と墓域が形成されており、
貝塚からは貝類や魚骨、哺乳類の骨が出土しました。
本資産は、定住成熟期後半の貝塚を伴う共同墓地であり、
沿岸地域における生業と高い精神性による
祭祀・儀礼の在り方を示す重要な遺跡です。

所在地
北海道虻田郡洞爺湖町高砂
アクセス
入江・高砂貝塚館から徒歩で約5分
入江貝塚から徒歩で約10分
当館から車で約15分

ガイダンス施設 【入江・高砂貝塚館】

住所
〒049-5605
北海道虻田郡洞爺湖町高砂町44
TEL
0142-76-5802
開館時間
9:00~17:00
休館日
月曜日(祝・休日の場合は翌日)
12月1日~3月31日
入館料
個人 大人150円
小・中学生・高校生100円

北海道南西部の洞爺湖町に所在し、
内浦湾を望む標高約20メートルの段丘上に立地します。
集落は竪穴建物による居住域と土坑墓による墓域で構成され、 貝塚は段丘の縁や斜面に形成されています。
貝塚からは貝類のほか、魚骨や獣骨、
さらに釣り針や銛などの骨角器が出土しており、
漁労や狩猟が活発に行われていたことを示しています。
本資産は、定住成熟期前半において、
共同の祭祀場や墓地を支えた周辺の集落の典型であり、
沿岸地域における生業と精神生活の在り方を示す重要な遺跡です。

所在地
北海道虻田郡洞爺湖町入江
アクセス
入江・高砂貝塚館から徒歩で約5分
高砂貝塚から徒歩で約10分
当館から車で約15分

ガイダンス施設 【入江・高砂貝塚館】

住所
〒049-5605
北海道虻田郡洞爺湖町高砂町44
TEL
0142-76-5802
開館時間
9:00~17:00
休館日
月曜日(祝・休日の場合は翌日)
12月1日~3月31日
入館料
個人 大人150円
小・中学生・高校生100円

北海道南西部、内浦湾東岸の伊達市に所在し、 標高10~20メートルの丘陵上に立地します。
貝塚からは貝類や魚骨のほか、海獣類の骨も多く出土しており、 漁労を中心としたこの地域の生業を示しています。
貝塚や住居は海進・海退などにより変化した当時の海岸線と連動して形成されており、 自然環境の変化と生活域との関連性を示しています。
本資産は、定住発展期前半の貝塚を伴う集落であり、 沿岸地域の生業や、海進・海退といった環境変化への適応、

所在地
北海道伊達市北黄金町
アクセス
当館から車で約40分
北黄金貝塚情報センター隣接(史跡北黄金貝塚公園内)

ガイダンス施設 【北黄金貝塚情報センター】

住所
〒059-0272
北海道伊達市北黄金町75
TEL
0142-24-2122
開館時間
9:00~17:00
休館日
12月1日~3月31日
入館料
無料

北海道中央部の千歳市に所在し、石狩低地帯に面する 標高15~21メートルの緩やかな斜面に立地します。
キウス周堤墓群には9基の周堤墓が存在し、 うち8基は現在でもその形状がわかる 外径30メートル以上の大規模なものです。
最大のものは外径83メートル、 周堤上面から竪穴底面までの高低差は4.7メートル、 積み上げられた土の量は推計で約3,000立方メートル近くに達します。
本資産は、定住成熟期後半の大規模な土手で囲まれた 共同墓地であり、内陸地域における生業と 独特な構造の墓地を構築する高い精神性を示す重要な遺跡です。

所在地
北海道千歳市中央
アクセス
長都駅(JR千歳線)から車で約15分
千歳駅(JR千歳線)から車で約15分
千歳東IC(道東自動車道)から車で約2分
当館から車で約2時間

ガイダンス施設 【千歳市埋蔵文化財センター】

住所
〒066-0001
北海道千歳市長都42-1
TEL
0123-24-4210
開館時間
9:00~17:00
休館日
土曜日、日曜日(第2日曜日を除く)
祝・休日
年末年始(12月29日~1月3日)

北海道南西部、渡島(おしま)半島東岸の函館市南茅部(みなみかやべ)地区に所在し、 大船川沿岸の標高30~50メートルの海岸段丘上に立地します。
集落には100棟を超える竪穴建物跡からなる居住域と大規模な盛土があり、 その南西には墓や貯蔵穴を含む100基以上の土坑群が確認されています。
竪穴建物跡は、床を深く掘り込んだ大型のものが多く、 深さ2メートルを超えるものもあります。
盛土からは膨大な量の土器や石器、焼土などが出土しており、 長期間継続して祭祀・儀礼が行われたと考えられています。
本資産は、定住発展期後半の祭祀場である大規模な盛土を伴う拠点集落であり、 沿岸地域における生業と精神生活の在り方を示す重要な遺跡です。

所在地
北海道函館市大船町
アクセス
函館駅(JR函館本線)から車で約60分
函館空港から車で約40分
当館から車で約3時間

ガイダンス施設 【函館市縄文文化交流センター】

住所
〒041-1603
北海道函館市臼尻町551-1
TEL
0138-25-2030
開館時間
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:30
休館日
月曜日(祝・休日の場合は翌日)
毎月最終金曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
個人 大人300円
小・中学生・高校・大学生150円

北海道南西部、渡島(おしま)半島東岸の 函館市南茅部(みなみかやべ)地区に所在し、 垣ノ島川沿岸の標高32~50メートルの海岸段丘上に立地します。
集落内では、竪穴建物による居住域と、 土坑墓からなる墓域が分離されており、 日常と非日常の空間が区別されていたことを示しています。
漁網用の石錘が多く出土しており、 漁労が活発に行われていたことがわかります。
本資産は、定住開始期後半の集落遺跡であり、 沿岸地域における生活や、耐久性があり長期間居住できる 竪穴建物の出現、日常(居住域)と非日常(墓域)の空間の区別など、 集落の様子や精神文化の変遷を示す重要な遺跡です。

所在地
北海道函館市臼尻町
アクセス
函館駅(JR函館本線)から車で約60分
函館空港から車で約40分
当館から車で約3時間

ガイダンス施設 【函館市縄文文化交流センター】

住所
〒041-1603
北海道函館市臼尻町551-1
TEL
0138-25-2030
開館時間
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:30
休館日
月曜日(祝・休日の場合は翌日)
毎月最終金曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
個人 大人300円
小・中学生・高校・大学生150円
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